10月 1, 2025 • インドネシア, 会社紹介 • by Timedoor広報部

Timedoorがインドネシア財閥MNC大学と業界初「日本AIビジネス学科」新設に関する覚書を締結

Timedoorがインドネシア財閥MNC大学と業界初「日本AIビジネス学科」新設に関する覚書を締結

日本語が話せるインドネシア人AIビジネス人材の育成

Timedoor(本社:インドネシア バリ島、代表取締役 徳永 裕)は、2025年10月1日にインドネシアの私立大学であるMNC大学と協働で、新たな4年制の MNC・Timedoor大学「日本AIビジネス学科」 を新設するためのMOU(協力覚書)を締結し、同日に調印式を行いました。

今回のMOUに基づき、本学科では4年間をかけてインドネシアの優秀な若者に、日本語能力試験(JLPT)N2〜N3レベルのビジネス日本語を習得させるとともに、AIの活用をはじめとしたビジネス現場で必須となる実践的なデジタルビジネススキルを教育します。

また、インドネシア農村でのボランティア活動や日本での実践型スタディツアーなど、学生の人生に大きな影響を与える体験を数多く提供していきます。

卒業後には、人材不足に直面する日本企業やインドネシアの日系企業に就職し、即戦力として活躍、日本とインドネシアを繋ぎ変革を担う人材となることを目指します。

日本語が話せるインドネシア人AIビジネス人材の育成

 

時代背景

世界は今、大きな人口構造と雇用市場の転換点を迎えています。

  • インドネシアは「人口ボーナス期」の真っ只中にあり、若年層の人口が多く潜在的な労働力は豊富です。しかし一方で、急速に進む大学進学率の上昇に対して就職口が追いつかず、若者の就職難が社会問題となりつつあります。
  • 日本はその逆で、少子高齢化による労働力不足が深刻化。企業の国際競争力強化のためにも、グローバル人材の育成・確保が急務です。さらに、日本企業の多くはデジタル化・グローバル化への対応が遅れており、AIやデジタルビジネスを理解し、多言語・多文化環境で活躍できる人材が強く求められています。

このような背景の中、「日本AIビジネス学科」は、インドネシアの若者の可能性と日本の社会的ニーズという両国の課題を結びつけた解決策として誕生しました。

時代背景

 

Timedoorについて

Timedoorは2014年、創業者の徳永 裕が単身インドネシアに渡り設立した日本人経営の企業です。以来、

  • インドネシア国内向けのシステム開発
  • 日本企業向けのオフショア開発事業
  • 発展途上国の子どもたちに向けたIT教育(現在、5カ国60拠点でスクールを運営)

などを展開し、教育とITの両面から社会に貢献してきました。近年では日本語送り出し機関も運営し、インドネシアの若者が日本語を学び、日本企業で就職する機会を創出しています。

 

MNC大学について

MNC大学は、インドネシア最大級のメディア財閥 MNCグループ が保有する私立大学です。MNCグループは83社のグループ会社を擁し、社員数は約1万人。複数のテレビ局、金融サービス、不動産、エンターテインメントなど幅広い事業を展開する、同国を代表する大手コングロマリットの一つとされています。

日本語教育やIT教育に強みを持つTimedoorと、圧倒的な財力と知名度を誇るMNCグループが共同で、インドネシアで唯一無二の新しい大学の学科を設立していきます。

MNC大学について

 

今後の展望

現在、2026年10月の開講を目指して、カリキュラムの作成、パートナー企業の開拓、人材採用を進めています。また、MNCグループのメディアネットワークを活用したプロモーションを展開し、生徒募集を開始していきます。

日本企業のニーズに応える人材教育や、優秀なインドネシア人材の紹介を通じて、日本企業との連携をさらに強化していきたいと考えています。ご関心をお持ちの企業様や一緒にプロジェクトに参加してみたい方は、ぜひお問い合わせください。

今後の展望

 

 

Timedoor会社概要

 

MNCグループ会社概要

  • 設立:1989年(MNCグループ)
  • グループ会社数:83社
  • 社員数:約10,000人
  • 代表者:Hary Tanoesoedibjo MNCグループ創業者 兼 会長
  • 主な事業:テレビ局・ラジオ・新聞などのメディア事業、金融サービス、不動産、エンターテインメントほか
  • 大学:MNC University
  • 本社所在地:インドネシア・ジャカルタ
  • 公式サイト:https://www.mnc.co.id/ , https://mncu.ac.id/

 

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