6月 16, 2024 • インドネシア, システム開発 • by Yutaka Tokunaga

インドネシア人ITエンジニアのレベルや給料・単価相場・特徴など徹底解説

インドネシア人ITエンジニアのレベルや給料・単価相場・特徴など徹底解説

日本でのエンジニア不足、円安、ベトナムの人件費高騰などの影響からインドネシアでのシステム開発への期待は高まってきています。インドネシアは東南アジアで急速に成長している国の一つで、IT業界も急成長を遂げています。特にITエンジニアの需要が高まっており、国内外で多くの企業がインドネシア人エンジニアを採用しています。本記事では、インドネシア人エンジニアのプログラミングレベル、給料・単価相場、そしてその特徴について詳しく解説します。

 

インドネシア人エンジニアのレベル

インドネシア人エンジニアのレベル

インドネシアには約270万人のエンジニアがいると言われています。インドネシアのエンジニア人口は総人口に対して比較的少ないですが、急速に増加する技術需要に対応するために、教育機関や政府が積極的にエンジニアの育成を進めています。他のアジア諸国と比較すると、エンジニアの人口比率は低いものの、今後の成長が期待されます。

教育水準とスキルセット

インドネシアのエンジニアは、地元の大学や専門学校でコンピュータサイエンスやエンジニアリングを学んでいます。

インドネシアでは、高校(SMK)、ポリテクニック、大学の3つの教育機関から多くの技術者が輩出されています。特にSTEM分野や通信・情報学関連の分野において、毎年多くの卒業生が出ています。しかしながら、産業界の需要に対してまだまだ供給が追いついておらず、特に高い専門性を持つエンジニアが不足しています​。

主要な大学には、バンドゥン工科大学(ITB)、インドネシア大学(UI)、ビヌス大学、ガジャマダ大学などがあります。これらの大学は高い教育水準を誇り、多くの優秀なインドネシア人エンジニアを輩出しています。

これらの理系の大学エンジニアの卒業時のスキルセットには、以下のものが挙げられます。

  • プログラミング言語:Java, Python, JavaScript, C++など、多様な言語に対応しています。
  • Web開発:HTML, CSS, React, Vue.js, Angularなど、最新のフロントエンド技術を駆使しています。
  • モバイルアプリ開発:AndroidやiOSプラットフォームでKotlin, Java, Swift, ReactNativeなどを使ってのアプリ開発に精通しています。
  • データベース管理:SQL, MongoDBなどのデータベース技術を活用しています。
  • クラウドコンピューティング:AWS, Google Cloud, Azureなどのクラウドサービスを利用して、スケーラブルなシステムを構築します。

 

経験年数によるスキルの違い

エンジニアのレベルは、経験年数によっても異なります。一般的に、以下のような区分があります。

  • ジュニアエンジニア(0-2年の経験):基本的なプログラミングスキルを持ち、指導の下でタスクをこなします。通常、ジュニアエンジニアは具体的な指示のもとで作業を行い、スキルの向上を目指します。
  • ミッドレベルエンジニア(3-5年の経験):独立してプロジェクトを担当でき、複雑な問題解決も行います。ミッドレベルエンジニアは、設計やコードレビューを通じてプロジェクトの品質向上に貢献します。
  • シニアエンジニア(5年以上の経験):技術的リーダーシップを発揮し、アーキテクチャ設計やプロジェクト全体の管理を行います。シニアエンジニアは、戦略的な技術決定やチームの指導、トレーニングにも関与します。

 

 

給料・単価相場

インドネシア人エンジニアのレベル

給料の概要

インドネシア人エンジニアの給料は、経験やスキルセット、勤務地によって大きく異なりますが、一般的な工場ワーカーなどと比べるとインドネシアの中では高い標準にあります。

以下は大まかなインドネシア人エンジニアの給料相場です。

  • ジュニアエンジニア:月額IDR 5,000,000 – 10,000,000(約350 – 700 USD)
  • ミッドレベルエンジニア:月額IDR 10,000,000 – 20,000,000(約700 – 1,400 USD)
  • シニアエンジニア:月額IDR 20,000,000 – 35,000,000(約1,400 – 2,500 USD)

給料は、企業の規模やプロジェクトの種類、エンジニアの専門知識によっても変動します。大都市での勤務や特定の専門分野に特化したスキルを持つエンジニアは、より高い報酬を得る傾向があります。

 

フリーランスエンジニアの単価相場

フリーランスエンジニアの場合、プロジェクトの種類や難易度、締め切りなどによって単価が変わりますが、一般的な相場は以下の通りです。

  • ジュニアフリーランサー:時給IDR 100,000 – 200,000(約7 – 14 USD)
  • ミッドレベルフリーランサー:時給IDR 200,000 – 400,000(約14 – 28 USD)
  • シニアフリーランサー:時給IDR 400,000 – 700,000(約28 – 50 USD)

フリーランスエンジニアは、プロジェクトごとの契約となるため、クライアントとの交渉次第で報酬が大きく変動することもあります。

 

インドネシアの最低賃金

インドネシアの最低賃金は地域によって異なり、各州政府が設定しています。ジャカルタのような主要都市では、2023年の最低賃金は月額IDR 4,416,186(約310 USD)です。他の地域では、これより低いとなっております。最低賃金はエンジニアの給料とは異なるため、IT業界の専門職としての賃金はこれを上回ることが一般的ですが基本的にはこの最低賃金が各地でエンジニアを採用する際の一つの指標となります。

 

 

インドネシア人エンジニアの特徴

インドネシア人エンジニアの特徴

文化的背景とコミュニケーション

インドネシアのエンジニアは、一般的に温和で協力的な性格を持ち、チームワークを重視します。英語のスキルも向上しており、特に都市部のエンジニアは国際的なプロジェクトでも十分にコミュニケーションが取れる英語レベルです。多くのエンジニアは、英語の他にインドネシア語とそれぞれの地元の方言を話すことができます。

インドネシア人の性格

インドネシアは親日的であり、従順で優しい人が多いです。このため、日本企業との協力や文化的な適応もスムーズに進むことが多く、日本の企業にとって非常に魅力的なパートナーとなります。インドネシア人は、礼儀正しく、他者を尊重する文化を持っており、職場での協力関係を築きやすい特徴があります。

ユニコーンスタートアップとイノベーション

インドネシアには多くのユニコーンスタートアップがあり、イノベーションが盛んです。ベトナムとは異なり、オフショア開発では言われたことだけをやるのではなく、サービスを作り上げる能力に優れたエンジニアも多く存在します。これにより、インドネシアのエンジニアは高い付加価値を提供できる点が特徴です。具体的には、ユニコーンスタートアップとしてGojek、Tokopedia、Travelokaなどの成功例があり、これらの企業は技術革新と高品質なサービスで注目を集めており、退職後も各企業で活躍しています。

働き方と職場環境

インドネシアでは、年々悪化する渋滞問題などからリモートワークの文化が広まりつつあり、多くのエンジニアが自宅やコワーキングスペースから働いています。また、柔軟な働き方を提供する企業も増えており、ワークライフバランスを重視する傾向があります。企業は、従業員の幸福と生産性を向上させるために、フレキシブルな勤務時間やリモートワークのオプションを提供しています。

人口増加と技術者の供給

インドネシアは、人口2億7000万人と世界で最も人口が多い国の一つであり、急速に増加しています。この人口増加は、若くて技術志向の人材の供給を増加させ、技術革新と経済成長を支える重要な要素となっています。若年層の人口が多いことから、技術教育に投資することで、将来の技術者の供給が期待されています。

技術トレンドへの対応

インドネシアのエンジニアは、好奇心旺盛で新しい技術やトレンドに対して非常に積極的です。特にスタートアップ企業では、最新の技術を積極的に採用し、競争力を高めています。ブロックチェーン、人工知能(AI)、機械学習(ML)などの分野にも多くのエンジニアが興味を持ち、学び続けています。これにより、インドネシアのエンジニアは常に最新の技術を身につけ、グローバルな競争力を維持しています。

ジョブホッパーが多い

インドネシアでは、キャリアアップや給与向上を目指して短期間で職場を変えるジョブホッパーが多いです。これにより、企業は常に人材の確保と育成に取り組む必要があります。また、ジョブホッパーが多いことで、エンジニアの市場価値が高まり、スキルアップの機会も増える傾向があります。

ディティールに緩く適当な点

インドネシアのエンジニアは、一般的に日本人と比べてディテールに対して緩く、適当な点があります。これは、プロジェクトの進行や完成度に影響を及ぼすことがあるため、日本企業はこの点を考慮してプロジェクト管理を行う必要があります。具体的な指示やチェックリストを用いることで、品質管理を強化することが重要です。

日本語ができる人は少ない

インドネシアでは、日本語を話せるエンジニアは少ないです。多くのエンジニアは英語でのコミュニケーションに依存しているため、日本企業がインドネシア人エンジニアと協力する際には、英語を共通言語として使用することが一般的です。日本語ができる人材を確保するためには、日本語教育プログラムの提供や、日本語能力試験のサポートが有効です。

 

 

ベトナム人エンジニアとインドネシア人エンジニアの比較

ベトナム人エンジニアとインドネシア人エンジニアの比較

インドネシアとベトナムは、共に東南アジアの主要なIT人材供給国として注目されています。両国のエンジニアには、それぞれ独自の強みと特徴があります。

教育とスキルセット

  • インドネシア:バンドン工科大学(ITB)やインドネシア大学(UI)などのトップ大学が多くの優秀なエンジニアを輩出しています。多様なプログラミング言語と最新の技術に精通しています。
  • ベトナム:ハノイ工科大学(HUST)やホーチミン市工科大学(HCMUT)などが主要な教育機関です。C++やJava、Pythonなどのプログラミングスキルが強みです。

給料と単価

  • インドネシア:給料はジュニアエンジニアで月額IDR 5,000,000 – 10,000,000(約350 – 700 USD)、シニアエンジニアで月額IDR 20,000,000 – 35,000,000(約1,400 – 2,500 USD)です。
  • ベトナム:給料はジュニアエンジニアで月額USD 500 – 1,000、シニアエンジニアで月額USD 1,500 – 3,000です。ベトナムのエンジニアの報酬は、経験とスキルに応じて異なり、インドネシアと類似していますが若干高めとなってきております。

文化的特徴

  • インドネシア:親日的で従順、優しい性格が多いです。礼儀正しく、チームワークを重視する文化があります。その反面のんびり屋さんでそこまでストイックな性格ではない方が多い傾向にあります。
  • ベトナム:勤勉で責任感が強いとされます。新しい技術に対して非常にオープンで、迅速に適応する力があります。またキャリアに対してストイックでハングリーな方も多いので、給料の交渉なども積極的に行います。

イノベーションと技術トレンド

  • インドネシア:ユニコーンスタートアップ(Gojek、Tokopediaなど)が多く、イノベーションが盛んです。オフショア開発だけでなく、自らサービスを創出する能力に優れています。また世界最大級のソーシャルメディア大国でもあるため他国の新しい技術トレンドにも非常に敏感です。
  • ベトナム:オフショア開発に強みがあり、クライアントの要求に応じた開発を得意とします。ソフトウェアアウトソーシングの実績が豊富です。また日本独自のRubyなどを使えるエンジニアが多いのも1つの特徴です。

インドネシアとベトナムのエンジニアは、共にポテンシャルと多様なスキルを持ち、グローバルに活躍しています。オフショア開発ではベトナムのイメージが強いですが、それぞれの強みを理解し、プロジェクトに適した人材を選ぶことが成功の鍵となるでしょう。

 

 

日本のエンジニア市場の問題点

日本のエンジニア市場の問題点

近年はDX化という言葉がよく聞かれますが、日本のエンジニア市場にはいくつかの課題があります。

人材不足

日本ではITエンジニアの需要が急増している一方で、供給が追いついていません。政府は2030年には79万人のエンジニア不足が発生すると調査を発表しています。このため、多くの企業が必要な人材を確保できず、プロジェクトの遅延や質の低下が問題となっています。特に高度なスキルを持つエンジニアが不足しており、グローバルな競争において不利な立場に立たされています。

労働環境

日本のエンジニアは長時間労働が常態化しており、ワークライフバランスが悪いとされています。これが原因で離職率が高まり、人材の流動性が低下しています。過労やストレスが原因で健康問題が発生し、生産性が低下することもあります。

技術トレンドの遅れ

日本では、新しい技術トレンドに対する対応が遅れることが多く、グローバルな競争力が低下するリスクがあります。特に、クラウドコンピューティングやAIなどの分野で遅れをとることが懸念されています。また社会全体として高齢化が進んでおり日本のエンジニア人材も高齢化が進み新しい技術を扱えるエンジニアは益々希少化するでしょう。日本企業は、技術革新と人材育成にもっと投資する必要があります。

グローバルIT人材の不足

日本のIT業界では、グローバルな視野を持つIT人材が不足しています。特に、外国人エンジニアや国際的な経験を持つエンジニアの採用が進んでいません。この背景には、言語の壁や文化の違いが影響しています。海外でのオフショア開発をするにしても外国人との間で仕事を仕切れるブリッジエンジニアやPMが足りていません。結果として、日本企業は国際的なプロジェクトにおいて競争力を欠き、イノベーションの遅れを招いています。

 

 

円安の影響による海外オフショア開発の開発費の高騰

円安の影響による海外オフショア開発の開発費の高騰

円安とは?

円安とは、日本円の価値が他の主要通貨に対して下落する現象を指します。円安が進行すると、日本円での支払いが増加し、輸入品や海外でのサービスのコストが高騰します。これにより、日本企業は海外での取引や外注においてより多くの円を支払う必要が生じます。

オフショア開発の背景

オフショア開発は、コスト削減や技術力の確保を目的として、ソフトウェア開発やITサービスを海外の企業に委託することです。多くの日本企業は、インド、ベトナム、インドネシアなどの国々でオフショア開発を行っています。これらの国々では、労働コストが日本に比べて低く、高度な技術力を持つ人材が豊富であるため、オフショア開発が広く利用されています。

円安による開発費の高騰

円安の進行により、日本企業が海外のオフショア開発企業に支払う開発費は円建てで高騰します。以下に具体的な影響を解説します。

  1. コストの増加:円安により、同じドルや現地通貨で支払う場合でも、必要な円の量が増加します。例えば、1ドル=100円の為替レートが1ドル=120円に下落した場合、同じ1万ドルの開発費用が100万円から120万円に増加します。
  2. 予算の圧迫:日本企業は円安の影響で予算が圧迫され、他の経費削減やコスト管理が必要になります。特に、長期間にわたる大規模プロジェクトでは、為替リスクが大きな課題となります。
  3. 契約の再交渉:為替レートの変動に対応するため、契約時に為替リスクを考慮した条項を含めることが重要です。これにより、急激な円安の進行に対して柔軟に対応できるようになります。
  4. 競争力の低下:円安の進行により、オフショア開発のコストメリットが薄れ、日本企業の国際競争力が低下する可能性があります。これに対抗するためには、効率的な開発プロセスや高度な技術力を持つオフショア開発パートナーの選定が重要です。

 

 

インドネシア人エンジニアの採用方法

インドネシア人エンジニアの採用方法

採用プロセス

インドネシア人エンジニアの採用は、地元のリクルートエージェンシーやオンラインプラットフォーム(LinkedIn, JobStreet, indeedなど)を利用することが一般的です。また、インドネシアのITイベントやキャリアフェアに参加することも効果的です。これらのプラットフォームとイベントを通じて、優秀な候補者と直接接触する機会を得ることができます。

面接と評価

採用面接では、技術的スキルだけでなく、コミュニケーション能力や文化的適応力も評価します。オンラインコーディングテストや実技試験を用いることで、候補者の実際のスキルを確認することができます。また、チームでの協力性や問題解決能力も重視されます。

雇用契約と福利厚生

インドネシアでは、エンジニアの雇用契約には基本給、ボーナス、健康保険、休暇制度などが含まれます。また、リモートワークや柔軟な勤務時間を提供することも、優秀なエンジニアを引きつけるポイントとなります。企業は、競争力のある福利厚生パッケージを提供することで、優秀な人材を維持し、モチベーションを高めることができます。

 

 

インドネシアの有名理系大学

インドネシアの有名理系大学.

インドネシアには多くの優れた理系大学があり、高品質な教育を提供しています。主要な大学には以下のものがあります。

  • バンドン工科大学(ITB):インドネシアのトップ工科大学で、多くの優秀なエンジニアを輩出しています。この大学は、特にエンジニアリングと科学技術の分野で知られており、卒業生は国内外で高い評価を受けています。
  • インドネシア大学(UI):ジャカルタに位置し、幅広い学問分野で知られています。UIのエンジニアリング学部は、質の高い教育と研究で知られ、世界中の多くの企業で活躍するエンジニアを育成しています。
  • ビヌス大学(BINUS):特にコンピュータサイエンスと情報技術分野で評価が高い私立大学です。ビヌス大学は、インドネシア国内で最も進んだITプログラムの一つを提供しており、多くの優秀なプログラマーとエンジニアを輩出しています。
  • ガジャマダ大学(UGM):ジョグジャカルタに位置し、インドネシアで最も古い大学の一つです。UGMは広範な学問分野をカバーし、特にエンジニアリングとテクノロジーの教育で高い評価を受けています。

これらの大学は、インドネシアの技術革新と発展に大きく寄与しており、世界的な企業からも注目されています。

 

 

インドネシアのオフショア人気開発拠点

インドネシアはオフショア開発の拠点としても人気があります。特に以下の都市が注目されています。

  • ジャカルタ:インドネシアの首都であり、最大の経済都市。多くのIT企業とスタートアップが集まっており、テクノロジーのハブとして急速に発展しています。ジャカルタには、多くのコワーキングスペースやテクノロジーイベントが開催されており、エンジニアや起業家にとって理想的な環境が整っています。大企業も多く多くのビジネス機会もここに集結しています。
  • バンドゥン:教育水準が高く、多くの優秀なエンジニアがいるため、テクノロジー企業にとって魅力的な都市です。バンドン工科大学が所在するこの都市は、若い技術者や研究者が多く、イノベーションが盛んに行われています。
  • スラバヤ:インドネシア第二の都市で、成長中のテクノロジーハブです。スラバヤは、海運と工業の中心地としても知られており、IT産業が急速に発展しています。この都市では、多くのIT企業が新しい技術とサービスの開発に取り組んでいます。
  • ジョグジャカルタ:文化と教育の中心地であるジョグジャカルタは、多くの若い才能と技術者を輩出しています。ガジャマダ大学(UGM)があり、優れたIT教育を提供しています。ITスタートアップが増加しており、創造的な環境が整っています。
  • バリ島:リゾート地として有名なバリ島は、最近ではテクノロジー企業やデジタルノマドにも人気の場所となっています。リラックスした環境と国際的なコミュニティが融合し、革新的なアイデアが生まれやすい場所です。多くのコワーキングスペースがあり、リモートワークに適しています。

これらの都市は、インフラの整備が進んでおり、オフショア開発拠点として外国企業も進出しやすい環境が整っています。

 

 

timedoorで働くITエンジニアは?

弊社timedoorではこれまで10年間インドネシアで国内のWebサイトやモバイルアプリ案件の開発と日本からのオフショア開発の仕事を請け負ってきました。

これまで述べ100人以上のインドネシア人エンジニアを採用して育成してきております。

弊社で働くインドネシア人はその多くが専門高校で3年間基礎を学んだのちに理系の大学に進学し、大学生の時にインターンシップやパートタイムで弊社に職業体験をしにきて、そのまま弊社にプログラマーとして就職しています。

新卒として就職する時にはすでに4-7年のプログラミング経験があり、インターンシップやパートタイムで実戦の経験をしてきたエンジニアなので即戦力として活躍してくれています。まだ若いのでAIやブロックチェーンなど新しい技術にも興味を持ち自分たちで意欲的に勉強していきます。

会社としては若い彼らが技術力を発揮してくれるのを手助けする一方でコミュニケーションやマネジメントなどソフトスキルも高められるように研修などを通じて手助けしています。また日本の仕事も取り扱わせていただいている為、1ピクセルのズレに代表される日本の厳しいディティールの精神も教育し、グローバル水準の開発ができるように努めています。

お問い合わせはこちら

 

 

 

まとめ

インドネシア人エンジニアは、高い教育水準と多様なスキルセットを持ち、急成長するIT業界において重要な役割を果たしています。給料や単価相場は、経験やスキル、勤務地によって異なりますが、全体的にリーズナブルなコストで高品質な労働力を提供しています。彼らの文化的背景や働き方、技術への適応力も非常に魅力的であり、国際的なプロジェクトにおいても高い評価を得ています。

日本のエンジニア市場が抱える課題を解決するためにも、インドネシア人エンジニアの採用は一つの有効な手段となるでしょう。インドネシアの有名理系大学や人気の開発拠点についても理解を深めることで、より効果的な人材採用と協力体制の構築が可能となります。

インドネシアでの開発に興味を持っていただいた方はぜひ弊社までご連絡いただければ幸いです。

 

 

 

FAQ

インドネシア人エンジニアのレベルや給料・単価相場・特徴などについて

Q: インドネシア人エンジニアの教育水準はどうですか? A: インドネシアのエンジニアは、地元の大学や専門学校でコンピュータサイエンスやエンジニアリングを学んでいます。主要な大学にはバンドン工科大学(ITB)、インドネシア大学(UI)、ビヌス大学、ガジャマダ大学(UGM)などがあり、高い教育水準を誇ります。

Q: インドネシア人エンジニアのスキルセットにはどのようなものがありますか? A: インドネシア人エンジニアは、多様なプログラミング言語(Java, Python, JavaScript, C++など)、Web開発(HTML, CSS, React, Vue.js, Angularなど)、モバイルアプリ開発(Kotlin, Java, Swift, ReactNativeなど)、データベース管理(SQL, MongoDBなど)、クラウドコンピューティング(AWS, Google Cloud, Azureなど)に精通しています。

Q: インドネシア人エンジニアの給料相場はどれくらいですか? A: 経験やスキル、勤務地によって異なりますが、ジュニアエンジニアで月額IDR 5,000,000 – 10,000,000(約350 – 700 USD)、ミッドレベルエンジニアで月額IDR 10,000,000 – 20,000,000(約700 – 1,400 USD)、シニアエンジニアで月額IDR 20,000,000 – 35,000,000(約1,400 – 2,500 USD)です。

Q: インドネシアの最低賃金はどのくらいですか? A: インドネシアの最低賃金は地域によって異なり、ジャカルタでは2023年の最低賃金が月額IDR 4,416,186(約310 USD)です。エンジニアの給料はこれを上回ることが一般的です。

Q: インドネシア人エンジニアの文化的背景や性格はどのような特徴がありますか? A: インドネシア人エンジニアは温和で協力的な性格を持ち、チームワークを重視します。また、親日的で従順、優しい人が多いです。多くのエンジニアは英語が堪能で、国際的なプロジェクトでもコミュニケーションが取れます。

Q: インドネシア人エンジニアの働き方や職場環境はどのようなものですか? A: インドネシアではリモートワークの文化が広がり、多くのエンジニアが自宅やコワーキングスペースから働いています。企業は柔軟な勤務時間やリモートワークのオプションを提供し、ワークライフバランスを重視しています。

Q: インドネシア人エンジニアのジョブホッピングの傾向について教えてください。 A: インドネシアではキャリアアップや給与向上を目指して短期間で職場を変えるジョブホッパーが多いです。これにより、企業は常に人材の確保と育成に取り組む必要があります。

Q: インドネシア人エンジニアのディティールに対する緩さについてどう対処すれば良いですか? A: インドネシアのエンジニアは日本人と比べてディテールに緩い傾向があります。これを改善するためには、具体的な指示やチェックリストを用いてプロジェクト管理を強化し、品質管理を徹底することが重要です。

Q: インドネシア人エンジニアで日本語ができる人は多いですか? A: インドネシアでは日本語を話せるエンジニアは少ないです。多くのエンジニアは英語でコミュニケーションを取るため、日本企業がインドネシア人エンジニアと協力する際には英語を共通言語として使用することが一般的です。

Q: 円安がオフショア開発の開発費に与える影響は何ですか? A: 円安が進行すると、日本企業が海外のオフショア開発企業に支払う開発費は円建てで高騰します。これにより、コストの増加、予算の圧迫、契約の再交渉、競争力の低下などが発生します。

Q: インドネシアでのオフショア開発拠点はどの都市が人気ですか? A: ジャカルタ、バンドン、スラバヤ、ジョグジャカルタ、バリ島などがオフショア開発の人気拠点です。これらの都市はインフラが整備されており、IT企業やスタートアップが集まっています。

 

 

 

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